前足荷重過剰症候群なサーフィンが、あなたを背中側に転ばせる

前足に乗りすぎ

タジ・バロウさんが昔、雑誌のインタビューに答えてこういってました「タジさあ、お前は、前足に力かけすぎ何だよ、だからいつも板が折れるときは前足のところからなんだよってシェーパーに言われるんだよね」と。

実際板が折れるときはいつも前足のところからで、自分でもそうではないかなと思っていたらしいのです。で、サーフィンをみていると、板は前足を中心にヘリコプターみたいに回るし、テールを蹴り出す感じがどうみたって前足中心だし、その当時、タジは最先端のサーフィンをしていて、私は彼になりたくて前足ばかりに力を入れていました。

前足に乗りすぎている私に、先輩や友人は「前足に乗り過ぎだよ、もっと後ろもつかわないと」と言ってくれてたのですが、私は、いやいや最新のサーフィンは前足中心だよと聞く耳をもたずずっと前足にのってサーフィンしていました。ほとんど後ろ足に体重をかけることなしに。

その当時の私はある程度のれていて、前足にのっているものだから、ある程度スピードも速く、へいへいって感じで波を横にアップスでかっ飛んでいました。ターンにはスピードが必要ということを聞いていたので、実際スピードもあるのでボトムターンやトップターンもいい感じでできていました。ところが実際は、できていると思っていただけで、それはターンと呼べるものではありませんでした。

サーフィン動画

波がいい日、調子がよかった私は知り合いに動画をとってもらいました。何本か撮ってもらったあと、最後の最後で、ものすごくいいボトムターンと、特別切れているトップターンを成功させました。これは決まったと海からあがり、知り合いに「最後の撮れた?」と聞くと、うんばっちりやと答えたので、見せてと早速見ました。

ところが、最後のビデオはそれではありませんでした。調子よくアップスでかっ飛んでいる動画で、これ最後のちゃうでと文句を言ったら、いやいや、最後のも撮ったよと。

もしやと思い、もういちど見てみると、なんと、そのアップスでかっ飛んでいるのが最後のでした。自分が最高と思っていたボトムターンとトップターンはどこにもなく、アップスより少しだけ弧が深い、なんちゃってターンがあるだけでした。ショックでした。自分が思っているほど全然ターンできていなかったのです。

結局これは、前足に乗ってる状態でレールをいれているだけだから、ターン弧が浅いのです。今ならわかりますが、そのあと、ターンの時に後ろ足に乗らないといけないというのを、理屈ではわかっているものの、体で知るまで、何年もかかりました。

アップスは気持ちいい

そうなのです、アップスはスピードがでるから本当に気持ちいい、ターンもスピードがでているとある程度できるので、それでいいと思ってしまう。でも実際は駄目です。前足に乗りすぎて、ターンができていない中級者が海にたくさんいます。自分がそれに気づいて、見渡してみると本当にたくさんいました。

私はそのあと、ハワイに行って、子どもたちのサーフィンを見て、後ろ足に乗らないといけないのだということに気づいたのですが、本当にこの症状はやっかいです。前足荷重過剰症候群となづけたのは、この病が深刻だからです。前足に乗るなと言っているわけではありません。前足にも乗らないといけません。

加速するには前足に乗らないと行けないしサーフィンになりません。プロも前にガッツリのっています。では何がいけないのか。

そうです、前足に乗りすぎる、前足に居つくのがいけないのです。前足にずっと乗っている状態がいけないのです。

後ろ足サーフィン

で、できたのがこのブログです。前足に乗りすぎているあなた、一旦後ろ足にのってみませんか。後ろ足に極端にのることによって見えてくることがありますよってことなのです。なので、このブログのサブタイトルはサーフィンは後ろ足だなのです。まずははじめにをお読みください。お読みいただけると、このブログが前足に乗りすぎて上達できない中級者のものだとわかります。

もしあなたがそうでない人なら、このブログは何の役にもたちません。逆に、もし心当たりがあるなら、このブログはあなたの救世主になるかも知れませんので、ひきつづきお読みください。

では具体的にどんな感じで後ろに乗ればいいか、引き続き更新していきます。では。

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